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パパさん、育休取れなくても、せめて有給取ろうよ!と偉そうに言う話

どうも、papaTECHのKYOです。

この記事は、まもなくお子様が産まれるプレパパに向けた「育休取れなくても、せめて有給取ろうよ」という内容です。プレママの方は、プレパパにLINEで転送して上げると良いかもしれません。

最近取得する人も増えてきたと言われる「男性の育休」ですが、やはりまだまだ難しい方多いですよね。私もそうでした。会社の制度としては存在するものの、周りの男性で取得している人はいないし、同僚にも迷惑をかけてしまうのではないか、その後の評価にも影響するのではないか、といった懸念があり、育休を取得することをしませんでした。

しかし、後述の目的のため、育休ほど長期間ではないものの、私は2週間半の有給休暇を取得しました。私自身とても良かったと心から思っています。

 

<目次>

 

育児休業とは 

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まず、育児休業を正しく理解するため、厚生労働省のサイトからポイントをピックアップしました。育児・介護休業法に定められていて、一定の条件を満たせば、男女ともに子供が1歳になるまで、会社に席を残したまま休むことができるようです。

  • 「育児休業」をすることかできるのは、原則として1歳に満たない子を養育する男女労働者てす。
  • 期間を定めて雇用される者は、次のいすれにも該当すれば育児休業をすることができます。
    1. 同一の事業主に引き続き1年以上雇用されていること
    2. 子が1歳6か月になる日の前日までに、労働契約(更新される場合には、更新後の契約)の期間が満了することが明らかでないこと
  • 育児休業をすることができるのは、原則として子が出生した日から子が1歳に達する日(誕生日の前日)までの間で労働者が申し出た期間です 

企業によっては、法律よりも長く休める制度にもなっていますので、一度、就業規則についても確認しておきましょう。

また、雇用保険から支給される育児休業給付金があり、休業開始前の賃金の50%(最初の180日間は67%)が支給されますので、経済的にもある程度保証された状態で休むことが出来ます。

 

育休・有給を取る目的

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私は、妻が出産した日から2週間半の有給休暇を取得しましたが、その主な目的は、妻の負担を少しでも減らしたい、瞬く間に成長する子供と少しでも関わりたい、この2つでした。

妻の負担を少しでも減らしたい

妊娠初期のころ、正直、出産がどれだけ女性にとって大変なのか、知らなかったですし、イメージができませんでした。インターネットでの記事や雑誌を読むことで、出産は本当に肉体的にも精神的にも負担の大きい出来事だということを徐々に理解をして言ったように思います。(ホント、男性は皆理解する努力をするべきです。自戒の念を込めて。)

また、妻の「夫婦揃って子育てをしたい」という想いもあり、里帰り出産はしないことは妊娠6ヶ月ぐらいには話し合って決めていました。「育児はただでさえ大変なのに、出産直後のボロボロの身体で一人育児するなんて、無理だろう。」ということで、最低2週間の有給を取ろうと決めました。

実際には、母乳が出ない私は夜泣きにはあまり力になれないため、買い物、洗濯、掃除、料理などの家事や育児サポートを担当していました。(料理は出来ないので、コンビニやスーパーの惣菜に助けられてました)

瞬く間に成長する子供と多く関わりたい

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これは、妊娠中エコー検査に何度か立ち会っていく中で芽生えた気持ちです。検査の度に、大きくなり、成長していく自分の子供。「小さい頃の子供は、少しの間で顔が変わる。昨日出来なかったことが、今日出来るようになっている。」という話を周りから聞いていたこともあり、出勤前の朝や帰宅後の夜だけでなく、今しかないこの瞬間にもっと関わりたいと素直に思ったわけです。

 

育休取れないなら有給を使いましょう!

冒頭にも書きましたが、長期間休業したくない方、出来ない方は、まだまだいらっしゃいますし、それは環境や価値観によるものなので、仕方ないと思います。

そんな方は、是非代わりに有給休暇を使って、家事、育児をやってみましょう!

有給の範囲であれば、そこまで職場へ迷惑もかけずに休めるかもしれません。休業ではないので、面倒な手続きも不要です。まとまった休みが難しければ、火・木だけ休みをもらう、午前は全て休む、など少しでも家事や育児ができる環境を整えてみませんか?きっと大変ですが、後から思えば本当に良かったと思えるはずです。

 

有給を使ったことで得られたこと

育児の大変さの理解

女性からするとまだまだだとは思いますが、休暇を取らなかった場合より圧倒的に育児の大変さを理解できたと思います。例えば、ミルクもあげて、オムツも替えて、抱っこもしているのに泣き続けられ、やっと寝たと思ってベッドに寝かすと、また泣かれる。その繰り返し。そうなると「一体どうしたらいいんだ!?」と、育児は体力的にも精神的にも辛かったりします。ママになる奥さんは、毎日そんな状態になります。

その後の夫婦生活、育児の中でも前提となる経験、知識としても非常に重要です。ママは家で子供の相手しているだけで楽していると勘違いしてしまう人もいるのでは?

参考に一時期話題になったYoutubeの動画を貼っておきます。一見の価値ありです。

www.youtube.com

子供への愛情を育む

男性は身体の変化がない分、女性よりも子供ができることに対する実感がわきづらいと言われています。もちろん妊娠の間にも子供への愛情を育むことは出来ますが、実際に眼で見て、腕で抱いて、ミルクをあげて、オムツを替えて、寝かしつけて、お風呂に入れて、といった育児の中で積極的にスキンシップを取ることで、より一層の実感と愛情を育むことが出来たと思います。

結果、「母乳が出ればいいのに」という願いを抱くようになりました。未だに叶う気配はありません。

 

有給を取るためにすべきこと

言うまでもありませんが、育休ほどではないとはいえ、ある程度休みをもらうためには、会社の上司、同僚の理解、協力が不可欠です。出産の3ヶ月前頃に上司へ意思を伝えつつ相談をするのがベターだと思います。

そして、出産1ヶ月前頃から、不在時に迷惑をかけないように、仕事量の調整や引き継ぎを意識した段取りをしつつ、徐々に準備をしていきましょう。復帰後は、改めてお礼と出産の報告をするのも忘れずに。

  

まとめ

いかがでしょうか?もし少しでも有給を取って、積極的に育児に関わろうと思ってくれたプレパパがいたら嬉しいです。是非、子供と過ごせる大切な時間を奥さんと一緒に作ってあげて下さいね。

 

最後に、妻に育休の代わりに有給を取ったことについて、改めてどう感じたか聞いてみたところ、「全然足りな~い(笑)」とのことでした。まだまだですね。